真嶋潤子の研究

教育研究業績

   
   
2023年11月11日現在

 
<著書>
 
2023 Junko Majima & Monika Unkel ‘Digitalisierung in der Lehrer*innenbildung Japanisch als Fremdsprache.’ In Aizawa(Hg.) “Gemeinsame Herausforderungen: Ein aktueller Blick auf den deutsch-japanischen Wissenschaftsaustausch anhand von Beiträgen aus den Ringvorlesungen 2021 und 2022”, INDICIUM Verlag GmbH München 2023. ISBN 978-3-86205-645-3 S.152-182.
 
2022 Junko MAJIMA 編著/Kazuko NAKAJIMA,Chiho SAKURAI,Chengzhi SUN,WURIGA,Tao YU 著 Emergent Bilinguals and Educational Challenges at Public Schools in Japan: A longitudinal study of first and second-generation Chinese children’s bilingual proficiency (ISBN978-4-87259-742-4 C3037) [English]

 
2021『技能実習生と日本語教育』(編著) (共著者:牟田和男,宋弘揚,道上史絵,トゥ トゥ ヌェ エー,近藤美佳,中谷真也,荒島和子,吉川夏渚子,藤原京佳,樋口尊子,平井一樹,岩城あすか )大阪大学出版会
978-4-87259-738-7 C3037 (2021年10月)
 
2021「第4章日本語教育におけるCEFRとCEFR-CVの受容について」
西山教行/大木充[編]『CEFRの理念と現実 現実編 教育現場へのインパクト』くろしお出版 ISBN 978-4-87424-867-6 C3080, (2021年8月)
 
2021 Sakurai C, and Majima, J.  “Chapter 6: Longitudinal Study of Emergent Bilinguals among Chinese Pupils at a Japanese Public School: A Focus on Language Policies and Inclusion.“ In Latisha Mary, Ann-Birte Krüger, Andrea S. Young (eds.) (2021) Migration, Multilingualism and Education: Critical Perspectives on Inclusion, Multilingual Matters, 95-110. (2021年7月)
 
2019 『母語をなくさない日本語教育は可能か−定住二世児の二言語能力』(編著) (共著者:真嶋潤子編著, 櫻井千穂, 中島和子,日嘎, 孫成志, 友沢昭江, 于涛, 清水政明, 近藤美佳著) 大阪大学出版会(2019年2月)
 
 
2018 科研費研究成果報告書『外国人児童生徒の複数言語能力の縦断的研究-何もなくさない日本語教育を目指して』(平成24年~平成28年度科学研究費補助金 基盤(B) 課題番号24320094)CD版 (2018年6月)
 
 
2018 「CEFRの国内外の日本語教育へのインパクト」泉水浩隆編著『南山大学地域研究センター共同研究シリーズ ことばを教える・ことばを学ぶ ~複言語・複文化・ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)と言語教育』行路社 pp.251-276 (2017年度南山大学地域研究センター共同研究シリーズ10)ISBN,978-4-87534-390-5,2018年03月
 
2015 Tomozawa, A. and Majima, J. “Chapter 30: Bilingual Education in Japan: Slow but Steady Progress.” In O. Garcia et al. (Eds.) (2015) Handbook of Bilingual and Multilingual Education, Blackwell Publisher, 493-503. (2015年5月)
 
2010「日本の言語教育における「欧州言語共通参照枠(CEFR)」と「能力記述 (Can-Do statement)」の影響 −応用可能性に関する一考察」[English text: Impact of can do statements/ CEFR on language education in Japan: On its applicability"] M.G.シュミット他編 『日本と諸外国の言語教育におけるCan-Do評価 -欧州言語共通参照枠(CEFR)の適用–』朝日出版社 pp.58-79.
 
2010 第2章「CEFRにおける評価とアセスメント」  佐藤慎司・熊谷由理編 『アセスメントと日本語教育 −新しい評価の理論と実践−』くろしお出版 pp.19-43
 
2006「日本語教育から見た異文化理解」『異文化コミュニケーションを学ぶ人のために』世界思想社 細谷昌志編 pp.85-103
 
2001 「日本語教師に女性が多いわけ」『地球のおんなたち2』嵯峨野書院 pp.294-305
 
1999  「同じであって同じでない --日本語初級2クラスの教師の言語行動--」『日本語の地平線 --吉田彌壽夫先生古稀記念論集--』くろしお出版 pp.201-214
 
1998 『大阪外国語大学学術研究双書18 Learner Difference and Japanese Language Education: A Study of Field Dependence/Independence Cognitive Styles and Japanese Language Learning』 大阪外国語大学学術出版委員会
 
 1997 「事実婚」をテーマにした授業の試み---授業の構築と学生の意識調査の報告--- 大阪外国語大学女性研究者ネットワーク編『女の性と生』嵯峨野書院1997年 pp.1-23
 
 
<報告書> 
 
2019「第1部 基調講演 「移動の世紀」のCEFR-CV −「Mediation 仲介」背景理論を中心に−」 『シンポジウム 『ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)増補版と複言語・複文化主義 −変革を求められる日本の外国語教育を巡って−』 南山大学 ヨーロッパ研究センター ラテンアメリカ研究センター (2019年3月31日)
 
<教科書>
 
2016『日語 会話技巧教程』(共著者:孫成志、聞芝編著、真嶋潤子監修、ウリガ、大上協子、香月裕介、田中真衣、千葉朋美、唐暁煌、吉兼奈津子) 南開大学出版社(天津),ISBN,9787310050888
 
 
<学術論文>
 
2023 櫻井千穂・真嶋潤子・中島和子・野口裕之(2023)「「DLA〈読む〉」の構成概念妥当性の検証 ー日本語母語児童を対象としたテキストレベルの妥当性に関する分析ー」『日本語教育』185号 pp.1-15.
 
2023 「日本の外国語教育への「CEFR-CVCEFR 補遺版)」の インパクト」『ドイツ語教育』27号 日本独文学会ドイツ語教育部会 pp. 4-24.
 
2018 「DLAのダイナミック・アセスメントとしての可能性 −アセスを通じて教師力を伸ばす−」2018年度日本語教育学会春季大会(東京外国語大学、2018.5.26.)発表・パネルセッション④ 予稿集 (菅長理恵、高橋登、真嶋潤子、櫻井千穂、小山幾子) <共同研究者>石井恵理子、伊東祐郎、小林幸江、中島和子(2018) pp.50-59. 
 
2018「CEFRの国内外の日本語教育へのインパクト」泉水浩隆編著『南山大学地域研究センター共同研究シリーズ ことばを教える・ことばを学ぶ ~複言語・複文化・ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)と言語教育』行路社 pp.251-276 (2017年度南山大学地域研究センター共同研究シリーズ10)ISBN,978-4-87534-390-5
 
2018「「母語喪失」と子どものアイデンティティ」『チャイルドヘルス』Vol. 21, No.1, pp.50-51, 診断と治療社 (2018年01月)(Column 執筆)
 
2017 「日本で子育てをする国際結婚家庭における親の教育姿勢とその影響 -ミャンマー人母親二人の事例比較-」(共著者:トゥ トゥ ヌウ エー )『日本語・日本文化研究』第27号 pp.39-49,   大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻編集委員会 (2017年12月)
 
2017「CLD児の複数言語能力の関係について −大阪府下の公立小学校での調査研究より−」(共著者:櫻井千穂)『間谷論集』11号  日本語日本文化教育研究会 pp.41-56. (2017年3月)
 
2016「日本語を母語としない年少者への言語教育を考える –大阪府下の公立小学校での小学生への縦断的調査研究より−」『ことばと文字』5号 公益財団法人 日本のローマ字社発行 くろしお出版発売 pp.104-115 (2016年4月1日)
  
2015「学習者の個人差」 『日本語学 入門:第二言語習得研究』 2015年11月臨時増刊号 明治書院 pp.124-136 (平成27年11月15日)
 
2015「グローバル人材育成と日本語教育」『ドイツ語教育』第19号 日本独文学会ドイツ語教育部会 pp.53-55 (2015年3月)
 
2015  真嶋潤子、カモンティップ・ポンラブット「タイと日本におけるグローバル化時代の言語教育政策 –多様な言語文化的背景を持つ児童生徒に着目して-」『タイ国日本研究国際シンポジウム2014 論文報告書』チュラーロンコーン大学 (2015年3月)
 
2015  湯川笑子・友沢昭江・真嶋潤子・佐野愛子・宮崎幸江・加納なおみ「書評 (1) Garcia, O. and Wei, L. (2014). Translanguaging: Implications for language, bilingualism and education. Basingstoke, UK: Palgrave Pivot. (2) Celic, C., and Seltzer, K. (2011). Translanguaging: A CUNY-NYSIEB guide for educators. The Graduate Center, The City University of New York: CUNY-NYSIEB.」『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』第11号 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会 pp.49-61 (2015年3月)
 
2014  真嶋潤子・櫻井千穂・孫成志・于濤「公立小学校における低学年CLD児への言語教育と二言語能力 —中国語母語話者児童への縦断研究より—」『日本語・日本文化研究』第24号 大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻編集委員会 pp.1-23 (2014年12月)
 
2014「公立小学校における低学年CLD児への言語教育と二言語能力 ―中国語母語話者児童への縦断研究より―」真嶋潤子・櫻井千穂・孫成志・于涛 『日本語・日本文化研究』第24号 大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻紀要編集委員会,2014年12月,学術論文
 
2013 「日本で育つCLD児における二言語とアイデンティティの発達 -中国語母語話者児童K児の縦断研究より-」真嶋 潤子, 櫻井 千穂, 孫 成志,『日本語・日本文化研究』第23号,2013年12月,学術論文
 
2013 ’The ASEAN Teachers Cross-Cultural Competence to Enhance Quality Education’, Kamolthip PHONLABUTRA, Junko MAJIMA,“The 29th ASEAN Council of Teachers Convention: Country Reports”,2013年10月,国際会議(proceedingsあり)
 
2012「日本生まれの中国ルーツの児童に対する二つの言語能力評価と二言語教育の重要性 ―児童Kの二言語能力の変化に着目して―」,櫻井千穂, 孫成志, 真嶋潤子,『新時代世界日語教育研究』,2012年11月,学術論文
 
2012 「ある日本生まれの中国ルーツ児童の二言語能力変化と可能性に関する実態報告」櫻井 千穂, 孫 成志, 真嶋 潤子,平成21年度-平成23年度科研費補助金基盤研究(C)研究成果報告書課題番号 21610010 「日本語母語児童への国語教育と非母語児童への日本語教育を言語環境から再構築する試み」,2012年07月
 
2012 「日本の公立小学校に学ぶ中国ルーツの児童の二言語の能力評価 -「何もなくさない日本語教育」のための基礎研究-」平成21年度-平成23年度科研費補助金基盤研究(C)研究成果報告書課題番号 21610010 「日本語母語児童への国語教育と非母語児童への日本語教育を言語環境から再構築する試み」,2012年07月
 
2011 「ユネスコ国際母語デー記念学術講演会報告書」 『大阪大学世界言語研究センター論集』6号 pp.185-223 (中島和子、ジム・カミンズ氏の講演会報告)
 
2011「日本語と母語の習得研究」,真嶋潤子、中島和子、友沢昭江、上出仁美、櫻井千穂、ウリガ、孫成志,『世界日本語教育研究大会 異文化コミュニケーションのための日本語教育』,pp.69-81
 
2011「書評:『「大学生」になるための日本語1』」『日本語講座年報2009-2010』大阪大学
 
2010 「書評 "Heritage Language Education : A New Field Emerging" Donna M. Brinton, Olga Kagan, and Susan Bauckus (eds.) NY: Routeledge, 2008.」 【第14章】『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』第6号 pp.127-128
 
2010 「大阪府および兵庫県の外国人児童・生徒の母語教育」(安野勝美・沖汐守彦との共著) 『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』第6号 pp.112-120
 
2010「2009年度学部専門科目「日本語教育実習」活動報告」『日本語講座年報2008-2009』 大阪大学外国語学部専攻語日本語 2008-2009年号 pp.29-31
 
2009「外国人児童生徒への母語教育支援の重要性について ー兵庫県の母語教育支援事業に関わってー」兵庫県教育委員会事務局人権教育課・母語支援教育センター校等連絡会『新渡日の外国人児童生徒にかかわる母語教育支援事業実践報告書』 pp. 38-43
 
2009「書評」(Imagining Multilingual Schools: Languages in Education and Glocalization, edited by Ofelia García, Tove Skutnabb-Kangas and María E. Torres-Guzmán, Multilingual Matters, 2006. 3章、8章担当)『MHB研究』第5号 母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会
 
2009「日本語を母語としない(外国人の)子どもの母語維持教育 −言語権の観点から−」『人権年報』35号 桃山学院大学人権問題研究会 pp.53-64
 
2008 「ヨーロッパにおける移民への言語施策とCommon European Framework of Reference (CEFR) に基づく自国語教育 -フランス・デンマーク・イギリス・ドイツ・オランダ・オーストリア・アイルランドとカナダのケベック州を中心に-」『平成19年度文化庁委嘱事業 生活者としての外国人のためのモジュール型カリキュラムの開発と学習ツールの作成』コミュニカ学院発行 pp.75-91
 
2007「言語教育における到達度評価制度に向けて —CEFRを利用した大阪外国語大学の試み— 」『間谷論集』 創刊号 日本語日本文化教育研究会 pp. 3-27
 
2006「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEF)と言語教育現場の関連づけの一研究 —ある日本語コースの質的研究—」 『ヨーロッパ日本語教育10 2005日本語教育シンポジウム 報告・発表論文集』 ヨーロッパ日本語教師会 pp.177-182
 
2005 「学習者の個人差と第二言語習得 − 「学習スタイル」を中心に − 」『第二言語としての日本語の習得研究』第8号 第二言語習得研究会 pp.115-134
 
2005「ヨーロッパ言語共通参照枠 (CEF) の受け入れ状況の一研究 − ドイツの言語教育機関における聞き取り調査より − 」『日本語講座年報 2004-2005』大阪外国語大学日本語講座
 
2004「大学院での日本語教育学の実践 -言語マイノリティーの視点を持った日本語教員養成を目指して」『日本語講座年報2003-2004』大阪外国語大学 日本語講座 pp.34-39
 
2004a「ドイツの大学における日本語学習者 − 3大学での調査より」『Ex Oriente』 第10号 大阪外国語大学言語社会学会 pp.289-312. (共著) (PDF)
 
2002 「ドイツの大学生における日本語学習の動機 − 初級学習者の意識調査」『平成13年度教育研究学内特別経費プロジェクト「異文化共存時代の外国語教育・学習(3)」研究成果報告書』大阪外国語大学 pp.63-78
 
2001 「書評論文:Research Methods in Language Learning by D. Nunan」『Ex Oriente』第6号 大阪外国語大学言語社会学会 pp.255-270.
 
2001 「日本語教員養成における模擬教壇実習(続)」『多文化共生時代の言語教育 --平成12年度教育研究学内特別経費プロジェクト「異文化共存時代の外国語教育・学習」研究成果報告書--』大阪外国語大学
 
2001 「なぜ日本語を教えるのか --日本語教育への姿勢--」『ボランティア教育叢書』第6号 大阪外国語大学 pp.26-41.
 
2000  「日本語教員養成課程における教育実習の現状と課題--過去5年間の報告--」『大阪外国語大学論集』23号 大阪外国語大学学術出版委員会
 
2000  「日本語教員養成における模擬教壇実習 --学ばれたこととまなばれなかったこと--」『多文化共存時代の言語教育 --平成11年度教育研究学内特別経費プロジェクト「異文化共存時代の外国語教育・学習」研究成果報告書--』大阪外国語大学pp.108-127
 
1999  「日本語初級教科書の分析試案 --「ちょっと」の意味・用法から--」 『日本語・日本文化研究』第9号 大阪外国語大学日本語講座 (共著)
 
1997 「米国大学の日本語学習者における個人差の一研究 --場依存度と到達度による事例研究 [英文] --」『日本語・日本文化研究』第7号 大阪外国語大学日本語講座 pp.17-39
 
1996  「テーマ中心のタスク・アプローチに基づいたコース・デザインの試み --デューク大学能力開発プログラム日本語コースの報告--」『日本語・日本文化研究』第6号 大阪外国語大学日本語講座 pp.17-30
 
1994  「隠し絵テストと第二言語学習: 場依存・場独立認知スタイルの理論と研究小史」『中国帰国者定着促進センター紀要』第2号 pp.234-248
 
1994  「通信衛星を使った日本語教育 --アメリカの高校の実例とその日本語能力調査の報告--」『日本語教育』83号 日本語教育学会 pp.59-72 (共著)
 
1993  The Teacher-Learner Relationship and Classroom Interaction in Distance Learning: A Case Study of the Japanese Language Classes at an American High School. Foreign Language Annals, 26, 1. pp.21-30 (共著)
 
1992 「かなと漢字の教育におけるCAIの実践例 --ジョージア大学の場合--」『日本語教育』78号 日本語教育学会 pp.141-153
 
<口頭発表>  <その他>  <研究助成・社会貢献活動他>