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以下の科研報告会は多数の御参加を得て成功裡に終わりました。ありがとうございました。
《子どものバイリンガル教育、継承語教育に関する2つの科研の合同報告会》
2017年3月4日(土) 於:大阪大学中之島センター
<第1部>
「子ども科研」研究成果報告会
平成24年度〜平成28年度科学研究費補助金基盤研究(B)
「外国人児童生徒の複数言語能力の縦断的研究 −何もなくさない日本語教育を目指して」
(研究代表者:真嶋潤子、課題番号24320094)
<第2部>
「継承語科研」文献データベースのワークショップ
平成21-23年度科学研究費補助金基盤研究(B)
「継承日本語教育に関する文献のデータベース化と専門家の養成」
(研究代表者:中島和子、課題番号21320096)
日時:2017年3月4日(土)[10:00受付] 10:30-15:30 第1部 15:30-17:00 第2部
会場:大阪大学中之島センター 講義室304室(102名)
参加費:無料
参加申し込みフォーム
<第1部> これまで5年間、その前の科研費補助金による研究3年を足せば8年間、「子ども科研」と称して、大阪府下の公立小学校で日本語を母語としない子どもたちの2言語能力とその言語環境について見て参りました。この度、この科研費補助金の最終年度にあたり、夏には母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会の共催を得て、お茶の水女子大学で成果報告会を行うことができ、大勢のご参加を得ました。この度、大阪でこの研究成果の報告を行う機会を得られることになり、大変ありがたく思っております。
調査地の関係者のご協力により、多くのデータを得て参りました。最終年度の報告会といたしまして、大阪府下の小学校2校における、中国ルーツの子どもたち(集団)とベトナムルーツの子ども(個人)に関する縦断研究の成果の一部を報告いたします。
<第2部> では、「継承語科研」で開発された継承語教育に関する文献データベースの最新版のワークショップを行います。
テザリングができる方、大阪大学のIDのある方、eduroam接続のできる方(40名程度使用可能)は、ご自分のノートパソコンなどをご持参くださいませ。また大阪大学のゲスト・ユーザー用のIDをその場で提供しますので、20名程度なら接続できるようです。スマホやタブレットの携帯端末でネットに繋げられる方は、それで見ていただくことも可能です。
ご興味・ご関心のある方々には、ぜひお越しいただき、ご意見いただければありがたく存じます。
************ プログラム *************
10:00 受付開始
<第一部>
10:30-10:40 「子ども科研」発表会開始 挨拶・趣旨説明 真嶋潤子(大阪大学)
10:40-11:10 「継承語ベースのマルチリテラシー育成への道 −子ども科研の意義と課題」
中島和子(トロント大学名誉教授)
11:10-11:40 「外国人児童生徒の複数言語能力の縦断的研究の全体像について」
真嶋潤子(大阪大学)
11:40-12:10 「母語を使った日本語指導」 于涛
イ タオ
(大阪府公立小学校教諭)
12:10- 13:30 昼食休憩
13:30-14:00 「家庭言語環境調査から見えること
−保護者へのアンケートとインタビュー(一部)を通して」
友沢昭江(桃山学院大学)
14:00-14:30「公立小学校における継承中国語の支援とその成果」
櫻井千穂(同志社大学)、田 慧昕
デン フィシン
(大阪大学大学院生)
14:30-15:00「散在校における継承ベトナム語学習支援
-継承ベトナム語学習カリキュラム考案に向けて-」
清水政明(大阪大学)、近藤美佳(京都大学大学院生)
15:00-15:05 まとめと終わりの挨拶 真嶋潤子(大阪大学)
15:05-15:30 休憩
<第2部>
15:30- 継承語文献データベース ワークショップ 中島和子(トロント大学名誉教授)
森下淳也(神戸大学)、田中順子(神戸大学)
山本卓司(実践大学−台湾)
17:00 終了
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*中島和子先生は、トロントからこのために駆けつけてくださいます。
年度末のお忙しい時期ではありますが、貴重な機会ですので、どうかみなさまご参加ください。
*参加費は無料ですが、準備の都合上、事前にネットで申し込んでいただけますようお願いいたします。
参加申し込みはこちら
問い合わせ先: 大阪大学大学院言語文化研究科 真嶋研究室 majima.shienin@gmail.com
科研2つの報告会広報
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