真嶋潤子の学生へ


 最近「院生になりたい」、「研究生になりたい」といった問い合わせをよく受けますが、問い合わせには原則として個別にお答えする余裕がありません。当方での勉学を志す方は下記の案内を見て検討してください。


1. 求める院生像/入試/最近の動向
 以下の条件は必須ではありませんが、こちらが期待する条件になります。
 ・教育機関での教育経験がある人(できれば日本語教育。国やレベルは問わない。)で、教える事が好きで適性のある人
 ・教員免許を持っている人
 ・日本語教育能力検定試験の合格者
 ・言語能力:日本語+英語+ほかにも運用能力のある言語があるとなお良い
 ・日本語非母語話者の場合は、日本語能力試験1級以上。
 ・英語の文献が駆使できる人
 ・将来、日本語教育の分野で貢献する意欲・予定のある人(現職者や、ポストが決まっている場合はなお良い)
 ・留学生の場合は、将来自国の日本語教育の発展に尽くす予定の人
 ・日本語教育・外国語教育の現場を持っている人(実証研究の調査フィールドのある人)
 ・留学生の場合、国費留学生を優先します。 
 ・学部での成績が優秀な人

1−2 入試
 H22年度入試は、2009年8月と2010年2月に予定されています。

 入試論文の提出が必要です。(大学院での研究計画と関連づけられているのが望ましい。)
 過去の入試問題は、大学院言語文化研究科言語社会専攻(箕面キャンパス)事務室でコピーできます。

1−3 最近の動向と募集人数
 2009年度はM1の学生が7名ですが、この数はこちらの許容能力から考えて適正数を上回っています。院生ゼミで相互に切磋琢磨して自助努力で資質を向上することを前提に考えてください。
 2010年度は、3名程度にする予定。(博士前期課程)

 博士後期課程は、基本的に前期課程修了者の中から1名以内を受入れる心づもりをしています。

2. 研究できる分野等
 ・日本語教育学: 第二言語習得理論  学習者の個別性  
 ・言語政策関連: 年少者教育 社会的弱者への教育
 ・教員養成関連: 教員養成カリキュラム開発(この分野の実績や経験のある人に限ります)

3.最近の修論・博論テーマ
<博士論文>
2008年9月修了 朴世稀 
「日本語学習者の個別性要因について-韓国人日本語学習者の日本語・日本社会に対する態度の変化を中心に-」

2008年3月修了 マリーナ・セレダ-リンリー
「ロシア語母語話者における因果関係の表現の習得について」

2007年3月修了 ハーネム・アハマド
「アラビア語を母語とする日本語学習者における授受表現の習得研究」

2007年3月修了 オユンゲレル
「モンゴル語を母語とする日本語学習者における指示詞の習得研究 -文脈指示用法を中心に-」

<修士論文>
2009年3月修了 何桂花 
「日本語教育における終助詞「ね」の習得 –中国語母語話者を中心にして–」

2009年3月修了 吉田愛子 
「日本語学習者における自律学習と自己評価 -外国人語学教師のケース・スタディ-」

2009年3月修了 菅 摂子 
「日独の謝罪行動に関する研究 −日本語母語話者とドイツ語を母語とする日本語学習者を対象に−」

2008年3月修了 櫻井千穂
「外国人児童に対する母語・日本語・教科学習支援の可能性 -在籍学級との連携に着目したケーススタディ-」

4.大学院言語文化研究科言語社会専攻のページも必ず見てください。大学院の説明会等の情報が載っています。




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